【三重県 四日市 野菜農家の想い】喜怒哀楽で自らを表現することの大切さ

みなさん、こんばんは。

僕の名前はナスケン。

三重県四日市市で2014年7月に新規就農して今現在5年目の茄子と小松菜を栽培する野菜農家です。

→ナスケンの日々の発信をご覧いただけるTwitterはこちらから

僕がSNSで自らの日常や考え(想い)を発信するようになって1年が過ぎました。

そこで改めて大切だな、と思った事を今回は文字にして書き留めていこうと思います。

まずは一人前に栽培出来る様になってからと思っていた過去

就農してから3年間は「高品質・多収穫の農産物を栽培するために」日々勉強をしていました。

自ら畑で仮説を立てて、それに基づいて対策をしていく。という事を繰り返して野菜たちに向き合っていました。

すると少しずつではありますが、自分の見立てと作物の成長が合うようになってきて、それが「野菜の事が分かってきた」んだと思うように。

野菜の「糖度」「ビタミン」「抗酸化力」「硝酸態窒素」の4つの数値のバランスで競う「食味コンテスト」に当時栽培していたピーマンを出して1番を取ったこともあってかなり自分の技術に自信をもっていました。

売れるか売れないか

そんな後ろ盾もあって自信満々でピーマンを地元のスーパーの直売所へ陳列。

飛ぶように売れて、直売所の担当者から電話で再納品の依頼がすぐくるだろう。みたいな、今思えば非常にカッコ悪い自信を持ってました…(笑)。

が!!!

結果は無残なもの。

全く売れませんでした。

他の生産者の方でピーマンを出されている方も見えましたが、その方と同じ量で、同じ価格で出しました。

が、全く売れず…。

そら、めちゃくちゃ悔しくて悔しくて。

もちろん、どの生産者の方も自信を持って野菜を出されています。

けど、そんな中でも僕のピーマンはほとんど売れてませんでした。

どれだけこだわりを持って、どれだけ食味コンテストで評価されたって「売れなきゃ意味が無い」とその時強く、強く思いました。

売れないことから学んだ気付き

その時、僕は「いかにしたら美味しくて、いい数値を出せるか」ばかり考えていました。

いや、この考えは今でも持ってますよ。

例えば「糖度○○度の甘いトマトです」みたいな販売の仕方も否定もしてませんからね。

けど、結局数値を追い求めると常にそこで激しい戦いをさざるを得ないんですよね。

「勝負の世界にいるから当然」なんでしょうけど「勝ち負けじゃ無いところで僕は野菜農家を続けていきたい!」

いつしかそう考えるようになりました。

自らを素直に発信することの大切さ

そんな時にTwitterを始めとしたSNSに出会ったんですね。

しかもそのSNSを通して「自らを」発信することの大切さを学びました。

SNSって、発信を見てると「いつもキラキラしてるな、この人」とか「すごい仲いい関係なんだなぁ」とか…

いい事ばっかり発信している人っているじゃないですか。

いや、別にそうやって発信している人たちを否定してるわけじゃないんです。

過去の自分でもあったんですけど、「よく見られるにはどうしたらいいか?」みたいに考えて発信してると確実に無理が生じると思うんですね。

「自分はこうじゃなきゃ」みたいに勝手に虚像を作って、常にそこにいないとダメだ!みたいな。

何てったって、かつての僕がそうでしたから(笑)

けど「自分ってそんなキラキラした人間なのか?」と聞かれたら確実に「そうじゃない」わけですよ。

もちろんですけど、怒りますし、泣きますし、喜びますし、子供のように楽しむときもありますし。

それらの感情全てひっくるめて「自分」じゃないですか。

けどSNSって、キラキラした自分だけを「切り取って」発信してると段々と苦しくなるんですよ、間違いなく。

だって僕がそうでしたから(笑)←また!(笑)

「喜怒哀楽」で言えば「喜と楽」のみ発信してる、みたいな。

逆に僕が受信者意識を持った時にそこだけ切り取って話している人をもっと知りたいか?と聞かれたたらそうは思わない。

そういう人よりも「喜と楽に加えて怒ったり、哀しんだり」している人がいたらその感情はどこからきてるのか?を知ってみたいわけで。

だから気付いたんです。

自分の感情に素直に、なんなら感情むき出しになるくらいの想いを発信しよう!って。

まとめ

そう決意してからは僕は「喜怒哀楽」を可能な限り発信で表現するようにしています。

「最近怒ってますよね」みたいなコメントを頂いたこともあったり…(笑)

けど、自分の感情に嘘をついてまでフォロワーの人を増やしたいわけでもないしね。

なんなら感情表現をしっかりしていくことで「あ、ナスケンは私に合わないね」「この人とは関わらない方がいいね」と思ってもらえたらそれはお互いにとって最良の選択だったわけで。

限られた時間を「誰と」「どうして」「過ごしていくかって」めちゃくちゃ大事だと。

そんなわけです。

日々の自分発信を意識するようになって、過去、野菜の数値に囚われていた頃に比べても僕が園主を務めるマルホ農園の売り上げは上がっています。

これは他の要因も(ビニールハウスを就農4年目に建てた)あるとは思いますが、自分自身手応えは少なからず掴めるようになりました。

まっ、今日はこんな感じのブログです。ほぼほぼ文章のみのブログでお読みくださって本当にありがとうございます。

みなさんがこうして読んでくださって「あ!ナスケンこいういう考えなんだ!応援しよ!」って思って頂けたら嬉しいのなんのって感じです(笑)

いつだって、どこだって、自分を守れるのは自分自身!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする