三重県四日市市上海老町にヒマワリ畑を作ってみて感じた野菜農家の想い

みなさん、こんばんは。

三重県四日市市は上海老町という町で野菜農家をしているナスケンと申します。

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ただいま絶賛満開中のひまわり畑。

今日はそのヒマワリの成長過程やそこで感じたことを写真多めで書いていこうと思います。

始まりは

2019年の4月28日。

天気は快晴。気持ちいい…いや、日差しがギンギラギンの中、事前にFacebookに「ヒマワリの種まきをしよう」というタイトルでイベントページを立ち上げました。

友人が集まって2,500㎡の畑の種まきはあっという間に終了!

やっぱり人がたくさんいると早く作業が進むなぁ…と。

お昼には友人のうっすーいカレーをみんなで食べて種まきイベントはひとまず成功?で幕を閉じました。

ヒマワリの発芽

4月28日に種まきをしたヒマワリ。

2、3日後にちょうど雨が降って1週間後には写真のように可愛い芽をひょっこり出してくれました。

何を隠そう、僕自身ヒマワリを栽培するのが初めてで、どんな芽を出すのか、どんな風に成長していくのかが全く分からなかったんです。

5月に入って暖かい日が続き、そしてなにより適度な雨のおかげでヒマワリは順調に成長していきました。

可愛いハートマークの双葉の間から本葉が出てきたと思っていたら次から次へと新しい葉が展開してきます。

看板設置

そんなヒマワリの成長をリアルタイムで伝えていこうと思って得意の⁈黒板シートを貼った簡易黒板を畑に設置。

ヒマワリの開花時期の予想を書いて、僕が畑にいない間でも宣伝してもらおう!そう考えての取り組みです。

「誰が見んねん!」

と思うかもしれませんが、正直、1人見てくれてたら大成功です。

ヒマワリの開花時期に、

「黒板に開花時期が書いてあって、それ見れ来ました!」

って言ってもらえたら大成功な訳で。

どんどん便利でデジタル化していく昨今。

僕は時にアナログチックな事も必要と考えています。

そりゃ、手紙でのやり取りが減ってメールでのやり取りが当たり前の時代だから時代には合ってないのかもしれないけどね。

農家は「芸術家」とさえ思っています。

「変えるべきものはなんなのか。変えないべきものはなんなのか。」

それをハッキリさせていけばいいと思っています。

なぜヒマワリなのか

そもそも肝心なことを書き忘れていました。

「なぜヒマワリを作るのか」

僕はこのヒマワリを「土作り」の一環として作っています。

もともと田んぼのこの場所。

水はけもあまり良くなくて、土の塊がゴロゴロあります。

ここで野菜を作るためには圧倒的に「有機物」が足りてない、そうこの田んぼをお借りした2年前から感じていました。

けど正直、あまりこの田んぼにかけれる時間もない…

けどこの田んぼ、この場所を僕の住む上海老町での「拠り所」にしたい。

土作りと景観保全。

その2つの想いを叶えれる可能性があるのは…

「ヒマワリしかない」

そう考えたのです。

もともと他の地域では有休農地を行政が入ってヒマワリ畑を作って人を呼び込もう!みたいな取り組みは見聞きしていました。

けど、間違ったらアカンのが僕の場合は1番大切なのは「野菜を作るため」にヒマワリを作る、ということ。

そこだけは忘れないようにしました。

増える草

いい感じに成長してくれていますが、ヒマワリの周りには「雑草」と言う名の大敵がチラホラ見えてきました。

この雑草という奴ら、とにかく「強い」んですね。

ヒマワリを育てているはずの畑がいつしか雑草に覆われて…となっては元も子もない。

こういった場合「除草剤を使用する」とこが一般的な方法やと思います。

が!

僕は「除草剤を使いたくありません」なのです。

現代の農業は除草剤無しでは成り立たないのは立派な事実です。

だからこの考えは僕の「こだわり」と捉えてもらえたらと思います。

↑真ん中に突っ立っているのは雑草ではなく、園主です笑

ヒマワリが負けそうなくらい雑草が生えているところは多少手で抜いたりしました。

あとは「管理機」という小型の機械を使って雑草ごと土を耕したりしました。

↑ヒマワリ、分かりますでしょうか?汗

草に負けそうになりながらも成長してくてくれました。

はじめてのヒマワリ栽培で分からないことばかりでしたがこのあたりから「大丈夫そうかな…」と思い始めてきました。

成長過程を発信

今まで書いてきた文や写真はTwitterたInstagramをはじめとするSNSに日々発信してきました。

僕みたいな個人農家がみなさんに認知してもらう、あと僕自身の想いである「野菜を身近に」感じてもらうためには「日々を発信する」ことがとても大切と考えているからです。

僕の投稿を見てくれた方の中にはきっと僕以上にヒマワリのことを気にしてくれた方もいたと思います。

僕も日々のヒマワリの成長を確認出来て毎日楽しく続けることが出来ました。

↑成長も中盤に差し掛かった頃の主な作業といえば「草刈り」作業です。

ヒマワリ畑の外周をぐるっと1周出来るように1,5m幅で草刈りを月2回ほど行いました。

これが結構きつい笑

どでだけ上手くヒマワリが成長していても雑草が生い茂ってしまえば見に来た人が悲しむ…

途中から「勝手な使命感」みたいなものが笑芽生えて自らを奮い立たせて草刈りしていました。

いよいよ開花

…の前に、ヒマワリの蕾ってこんな形というか風貌しているのんですね。

なんかちょっとエイリアンっぽいような…

最初はこれがヒマワリの蕾かどうかさえも分からず…農家と名乗っていますがまだまだ知らないこと、たくさんあります。

↑もうここまできたらヒマワリなのは間違いないんですが、いつ咲くのかが全く分からない…

ワクワクと不安が入り混じってる感情です。

草丈も1mほどに成長しました。

ここでも雑草の存在感はしっかりと感じていますが、ヒマワリ達も頑張って成長してくれています。

で、初めて知ったんですがヒマワリの茎ってチクチクするんですね。

茎に白いうぶ毛みたいなの、見えませんか?

これ触ってみるとチクチクするんです。これも外敵から身を守るためなのかな?植物を育てるといろんな気付きがあります。

ってことで無事開花(笑)

太陽が昇ってくる東の方角に日差しを満遍なく受けるために綺麗に花を広げていました。

とにかくほっとしました。

無事咲いてくれてありがとう。そんな気持ちでいっぱいでした。

咲いたヒマワリには花粉を求めて蜂さんや昆虫が早速飛んできていました。

緑の葉っぱにこれまた黄色い花がとにかく映える。いやバエル。

元気もらえる色であり、存在ですね。

葉っぱを見たら「ハート型」してたりと。

花ばかりに目が行きがちだけどこんな粋なこともしてくれるんです、ヒマワリって奴は。

最後に

ヒマワリは今、もっとも見頃を迎えています。

梅雨時期の開花ということもあって天気が悪い時もありますが晴れた日は本当に綺麗です。

朝や日中に見るヒマワリも素敵ですが僕個人的には夕方18時半から15分くらい。

ちょうど日が沈む時間帯が幻想的でめちゃ好きな景色です。

奥に民家があってどこか田舎を感じる。そしてさらに奥には鈴鹿山麓を望むことができる。

シュチエーションとしては最高です。

ここ1週間、多くの住民の方がヒマワリを見に来ています。

時間があればお声がけしたりして色々お話をするんもですが、みなさんとってもいい表情で撮影されてます。

僕自身も夕方にこの景色を眺めていますが、

「作ってよかったな」

そう感じています。

良いことばかり書きましたが、路上駐車や近隣の民家のところへの無断駐車など課題も出てきています。

僕の準備不足もありますが、自分本位な行動や相手に迷惑になることはやめてくださいね。

「また来年も作ろう!」

そう思えるように最後までしっかりと見届けたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

ヒマワリはこのあと細かく裁断して土にすき込みます。

そしてニンジンを作る予定です。

そのニンジンは僕が行なっている食育活動の一環として地元、四日市市内の学校給食に出荷予定です。

今後も野菜の成長、僕の活動を見守っていただけると嬉しいです。

ありがとうございました。

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