四日市市の野菜農家が取り組む食育の授業「ナスケン小学校PR作戦」

みなさんこんにちは。三重県四日市市上海老町で野菜農家している堀田健一ことナスケンです。今回のブログ。これから僕が取り組んでいく事はどんなことなのか。そんことについて書いてみました。

#ナスケン小学校PR作戦 とは

今年で就農5年目。昨年までの僕は栽培技術を高めて、高品質な野菜を多収穫する!ことを目標として勉強会などに参加していました。これは今でも変わらない想いです。今後も続けていきます。が、この日に日によく耳にするようになっている「野菜離れ」「農業人口減少」「耕作放棄地〇〇県の面積に」などという言葉。

自分が栽培技術を確立させる頃には今見えている景色なんてものは無くなるんだろうな、と感じます。実際に三重県内の農業人口は減り続け、耕作放棄地は凄まじい勢いで増えている。そんな事を目の当たりにして呑気に「栽培技術を確立させてから…」とか言っていた昨年の自分をぶん殴ってやりたい。アホかお前は。

ここで少し冷静になって考えてみると、なんでか僕の記憶は子供たちを畑に連れて来てるシーンを思い出す。

ナスの植え付けが終わったばかりの通路をお菓子持ちながら走り歩く長女。

ブロッコリーのタネをまく専用のトレイに土を入れる次女。

ブロッコリーが大きく成長してどこが通路か分からない中必死で僕の後ろをついてくる長女。

僕にとってはごくごく普通の日常なんだけど、長女や次女からしてみるとワクワク、ドキドキみたいで。
そんなことぼんやり考えながら2017年の12月に四日市市の「ふるさと給食」と言う、2日間に渡って給食に使われる野菜たちを出来るだけ地元のものを使用しよう!という取り組みにブロッコリーの提供、という形で参加させて頂いたんです。

そして給食前には3年生約40名のみんなの前でブロッコリーの成長過程やタネの大きさなどを見たり触れたりしてもらい、

ブロッコリーの仲間のカリフラワー(白、緑、オレンジ、紫、ロマネスコ)の実物を持って行ったのでカリフラワーも触れたり匂いを嗅いでもらったりしてお話をさせて頂いたんです。実物を持って行った理由は「緊張で話がうまく出来ないだろうから少しでも尺を稼ぐ」というしょーもない理由!笑

でも実際に触ってみたり匂いを嗅いでみたりしだしたらみんなが興奮する、興奮する。ブロッコリーも「いい匂いがするー」て言う子もいれば「くせーーー!」って言う子も。それでええんや、それで。感じた事、思った事そのまま口に出してるみんなを見て長女、次女が畑に来た時の反応に近いものを感じたんです。
黒板や教室でやる授業に退屈さしか感じなかった僕は図工や、体育などの頭で考え体を動かす授業が好きでした。だったらそんな感じで僕が野菜そのものを持って行ってみんなに触れてもらいながら野菜のアレコレを話したらええやん」と。
周りの農家さん見てもそんなことやってる人はまず、居ない!そういう要請があっても嫌やから断る!という話をよく耳にする。
「チャーーーーーーンス!!」

ただ、ここからが非常に壁を感じておるんです(笑)

僕は小学校はあらかじめ決められた授業日程に沿って授業を進めていくもんや、と思ってました。ですが、何度も「学校教育課」に行って担当の方と話を重ねていく上で知りました。
「学年ももちろんですが、クラスごとに授業の進め具合は違いますし、先に教科書で学んでから実技もあれば逆に実技をしてから教科書、もあるんです」と。
当たり前なのかもしれませんが、僕はこの時に初めて知りました。そら先生ちゃうからね。
担当者の方が続けて、
「だから堀田さんを必要としてる学校は必ずあるはずです」と。
この瞬間まだ叶った訳でもないのに心の中は「シャーーーーー」でしたよ。思ってる以上に市役所の、しかも教育に入っていくのは大変です。そりゃ、先生たちも限られた時間の中で必要な事を教えていかないといけないから大変だよ、本当に。
だから余計に思ったんです。
「え、僕に話振ってよ。喜んで市内38校行きますから」って。
僕はこの活動を通して自分の野菜が売れたらいい、自分が有名になりたい、なんてこれっぽっちも思ってません。僕はこの活動で「野菜を知ってもらいたい」のです。そして「身近に感じて欲しい」のです。それがやがて消費に繋がると信じているから。そして、ここが1番!!

「野菜は1つ1つカタチに個性があって同じものはない!でもちゃんと役割があるんだよ。これはみんなにも言える事!みんなそれぞれ個性がある。間違ってもいいの。違っていいの。それが君が君である理由。だから僕はそんな君たちを野菜で応援してるよ」

ということが伝わるようにしたい。伝えたい。
こんなガチガチな話をしたらみんな凍り付きそうだからあくまで面白く、楽しくするのは僕の腕にかかっている訳です。笑

自分の子供にしてあげたことが当たり前と思っていたけど、当たり前じゃなかった。だったら他の子達にもしてあげたい。僕は偶然にも野菜農家をしている。もうこれはご先祖様からの僕に託された使命なんだ、と思っています。

こんな想いで動いていたら小学生ではないけど、各小学校の食育担当の先生や、管理栄養士さんたち約90名の前でこの「ふるさと給食」を通して感じた事をお話させて頂く場を6/25(月)に頂きました。市役所農水振興課北川さん、学校教育課坂下さん、スライド作成など多岐に渡りサポートしてくれているしなやんこと阿部俊樹ことしなやん、本当にありがとうございます。まだ終わってないけど感謝しかありません。今感じている事がしっかり伝わるようにしていきます。

ひとまず、高ぶる気持ちのままブログを書き相変わらずの支離滅裂な文章で申し訳ありません。最後までお読みいただきありがとうございます。みなさんも立派な僕のサポーターであります。今後も応援してください。宜しくお願いします。
また終わってから改めて感じたことなどブログにしますのでお楽しみに。

下の画像は当日参加者の方たちにお配りする資料です。こういう資料を作るのも好きだったりします。ウフフ。

それではまた!ありがとうございナスた。

いつまでも童心を忘れず、目に前の事に全力でいきます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする