食の大切さを追求する三重県は四日市市の野菜農家が伝えたい「ケイ素」の大切さ

みなさん日々暑い中お疲れ様です。三重県四日市市上海老町のナスとコマツナを栽培している野菜農家のナスケンです。

今週は朝夕とかなり涼しく感じますよね。ただ日中はまだまだ暑く感じるので寒暖差による体の疲れからくる「バテ」には十分にお気をつけ下さいね。

今回は「ケイ素」について

前回の「塩」に引き続き今回は「ケイ素」についてお話したい思います。

ちなみに前回のブログ「安全な食を追求する野菜農家がオススメする塩の違いと選び方」というテーマで書いています。ぜひこちらもお読み下さいね。

さて、みなさん「ケイ素」と聞いて何を思い浮かべますか?
おそらく「シリカ」という言葉、聞いたことあるかも?ですが、そのシリカに含まれる主成分こそ「ケイ素」なのです。

【なぜケイ素なんだ?】

骨を作るには「カルシウム」だ!!とよく耳にします。実際僕もそうです。そうでした。
そして野菜の勉強をする中で、カルシウム以上にケイ素が骨を作るうえで大きな役割を担っていることが分かってきたのです。

【凄く身近にあるケイ素】

「じゃあ、ケイ素はどう摂取したらいいのよ?」
慌てないで下さい。そんなあなたの身近にたーくさんありますよ。そう。『お米』(イネ、稲)!!

↑今、このブログを書いているのが8/19。早くも僕の住む地域では稲刈りが始まりました。田んぼではたくさんの虫たちがいます。

それらを食べにツバメやヘビなども寄ってきます。

多様な生態系を生み出している事を教えてくれています。当たり前のように見えて当たり前じゃない。大地の恵みに感謝です。

【ケイ素について】

ケイ素(Si)は酸素と結びついてケイ酸(SiO2)として土に含まれています。

なんと!土も約60%がケイ酸なんです。土はケイ酸で出来ていると言ってもいいくらい(笑)

【イネはケイ素が大好き】

イネ科の作物(イネ、トウモロコシ)はケイ素を全体的によく吸います。そしてイネは田んぼ(土)で育つ。よく吸うわけです。

【現代人はケイ素が不足】

先の投稿のマグネシウムが不足しているの同じでケイ素も不足しています。
やはり大きな原因として「精製された加工食品の利用の日常化」があげられます。

精製されればされるほどケイ素の含有率は低くなるからです。
(注 加工食品がダメ!という訳ではなく利用が日常化していて慢性的にミネラルが不足している、という事が言いたいのです)

【じゃあどうすればケイ素を摂れるの?】

「日本の伝統的食材」これがキーワードです。

余談ですが、栽培面からも田んぼにケイ酸肥料を継続的に施用しているとイネが倒れにくくなるんです。
これ茎や葉がケイ酸の効果で硬くなるんです。倒れない、ということは葉っぱ全体で太陽の光を浴びて光合成出来るから作物自身も健康的ですよね。

話逸れちゃいましたが、改めて「日本の伝統的食材」とは。

【お米をはじめとした穀物類】【お茶】【海藻】【貝類】に多くのケイ素が含まれています。

あと【ビール】にもケイ素は多く含まれているようです。高級なビールほどケイ素は多いようです(笑)

昔に比べてお米離れが進んでいます。昔では「ケイ素不足」は考えにくかった症状だと思います。
ですがこれだけ飽食の時代。慢性的な不足は明らかだと考えます。

【食品によってケイ素の吸収率が違う】

果物や野菜はケイ素の吸収率が低いが、お米のケイ素はよく吸収されるんです。

せっかく食べても人体に吸収されなければ意味がないわけで、その点から可溶化率が高い「お米」が主食の日本人にとっては貴重なんです。

【1日に30㎎〜50㎎のケイ素をとろう!】

参考までに「七分つきごはん一杯でケイ素3㎎」だそう。

10杯も食べれませんよね、さすがに(笑)そこで日本食の出番です!

【ある日のナスケンの朝ご飯(例)】

・七分つきごはん 一杯 (ケイ素3㎎)・納豆や味噌、豆腐などの大豆食品1日で200g(ケイ素2,2㎎)
・干しヒジキ30g(ケイ素3㎎)
・番茶350㎖(ケイ素7,2㎎)

上記の内容でケイ素は15,4g摂取出来ます。

【最後に】

一気に食事を変える必要はありません。むしろ少しずつ取り入れていく感じがいいのかな、と思います。

体に負担の無いように少しずつ変化つけていきましょう。

塩の時もそうでしたが、毎日口にするものをほんの少し意識を変えるだけで1年経てばかなり変わってくると考えています。
コツコツといきましょう。

いつも長文をお読みくださり、ありがとうございます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする